法人向けオウンドメディアにはメリットだけでなく、デメリットもあります。それは一体何でしょうか。一つは、投資期間が長くなる点です。例えば自社のコーポレートサイトを制作した場合、それにSEOを施した結果が表れるのは数か月後だと言われています。場合によっては数年かかることもあります。ですから短期間で結果を出したい経営者にとっては、採用を躊躇うツールかもしれません。二つ目は、長期運営を前提とする点です。オウンドメディアはクライアントに長く、頻繁に見てもらうものです。ですから適宜更新する必要がありますし、コンテンツも独自性の高いものでなければなりません。しかし質の高いコンテンツを定期的にアップするのは大変で、挫折してしまう担当者は少なくありません。そうなると折角投資しても想定したほどの効果が得られず、失敗する可能性があります。このような事態を避けるためには、計画時点で長期的な運営を前提とし、コンテンツの作成が継続可能なものかどうかを見極める必要があります。継続できないと判断すれば、オウンドメディアの採用を見送ることも考えられるでしょう。ここで重要なのは、専門知識に通じたライターを用意できるかという問題です。法人向けオウンドメディアはその性質上、当然ながら専門知識のオンパレードになります。つまりコンテンツの内容も専門性を問われますから、業界のことを知らないライターには依頼できないのです。しかも内容の中心は自社商品、サービスですから、業界内の人間であっても務まらないこともあります。

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法人向けオウンドメディアのメリット

法人向けオウンドメディアにはメリットとデメリットがありますが、それらは具体的に何を指すのでしょうか。まずメリットからお話しすることにしましょう。一つは営業に役立つ道具になり得る点です。例えば法人向けサイトであれば、営業時にPCを開くだけで資料を見てもらえます。紙の資料とは異なり、商品やサービスをイメージしてもらいやすく、営業に大きく資するのです。また大きめのサイトを作れば、営業が終わった後もじっくり確認してもらえるため、そこから成約に繋がることが少なくありません。サイトをずっと眺めたクライアントは愛着を抱きやすく、長い付き合いが期待できます。二つ目は、投資回収のめどがつく点です。オウンドメディアSEOを確実に行えば、将来の成約増加が望めます。個人客向けのサイトよりも単価が高く、クライアントが少しでも増えれば業績は相当上昇します。三つ目は、オウンドメディアでブランディングが進む点です。オウンドメディアを使えば自社の独自性、個性をアピールすることが出来ます。独自性はクライアントにとって着目ポイントですから、成約に繋がりやすいのです。もちろん成約だけでなく、自社のことを知ってもらえるのがブランディングの効果ですから、業界内での認知度アップに繋がります。認知度が上がれば多くの潜在的顧客が生まれ、やがて彼らが本当の顧客になっていくのです。オウンドメディアは自社を差別化する上で、非常に有用なツールとなるわけです。

法人向けオウンドメディアの落とし穴

法人向けオウンドメディアを確実に有効なツールにするには、頻繁に更新して情報発信する必要があります。しかしコンテンツの作成には専門知識や自社商品の知識が必要になるため、書き手が限られるという落とし穴があるのです。適当なライターを見つけて書かせることは絶対に出来ません。何故なら想定される読者は同じ業界の人間だからです。専門知識のないライターが書いても、彼らの目は誤魔化せません。どうしてもライターを確保できなければオウンドメディアの採用自体を見送るか、或いはクラウドソーシングを利用してライターを見つけるしかありません。他の選択肢としては専門知識を持った社員を育成することが挙げられますが、これは簡単な事ではありませんし、それなりに時間が掛かります。こうした落とし穴を理解した上で、オウンドメディアの採用を検討しましょう。法人向けオウンドメディアのデメリットとしては他に、ランニングコストが挙げられます。オウンドメディアの運営で発生するコストには、管理費、人件費、アウトソーシング費等があります。中でも人件費は馬鹿になりません。もし自社内で専門知識のある社員を雇うとなると、相応の給与が発生します。それを覚悟してでもオウンドメディアを新設するのか、時間を掛けて検討しましょう。ところでオウンドメディアはコンテンツ作成だけでなく、運営にも専門的な知識が必要になります。それは、SEO、WEB、SNSに関するものです。これらに精通している社員は少ないため、新たに雇ったり、外注したりするしかありません。